『結果だした時ほど解説記事を載せて欲しい』というのは確かrainさんの日記だったかな?(違ってたらゴメン)
僕も同意見なので真面目に解説を書いてみようと思う次第
使ったデッキは12Post(無色コントロール型)
リストはこちら→ http://www.hareruyamtg.com/jp/k/kD083032/
このデッキはCloudpostを使ったランプ系の低速コントロールに位置づけられます
基本路線は大量にマナを生み出してマスカンカードを連打、これに尽きます
生き延びていたら多分勝てる
デッキのポジションとしてはミラクルに有利、オムニは相手のハンドとの噛み合い次第、テンポは赤入り厳しく黒系はワムコ次第、ポテンシャルは高いが特定のカードに弱く、流行して意識されると弱くなるのはドレッジに近い
個々のパーツを解説
マナ基盤
4 《雲上の座/Cloudpost》
4 《微光地/Glimmerpost》
4 《ヴェズーヴァ/Vesuva》
1 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
ポストといえば外せない12枚、舞台は小技が多いので2枚積みたいのです全体の枚数から1枚に
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
手札系コンボへの耐性を付ける為の2マナ土地、どうしても速度が必要なマッチがあるための4枚です
1 《Diamond Valley》
1 《ウギンの目/Eye of Ugin》
1 《Karakas》
3 《Maze of Ith》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
似非土地枠、実質呪文扱いの機能性土地です、除去カウントで1枚引きたいIthは3枚にしてあります
4枚欲しいのですがこちらも枠の関係で3枚
3 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
オリジナル感出してる調整箇所だと思います
1.負けパターンの多くはマナ詰まりであり、ポストを不毛で抑え込まれても何とかしたい
2.テンポ系相手にするとIthやTabernacleを優先する為、捌いてる間にマナが伸ばせない
3.墳墓が痛い、でも減らすとコンボ相手に死ぬ
この辺りの矛盾を回避できるピースとしてアーボーグを増量しつつ貴重品室を採用してみました。
結果的にはデッキバレしてなかった間は意図した通りの動きをしてくれてます(今後どうなるかは不明)
4 《探検の地図/Expedition Map》
「このデッキのデモチュー」とはデッキデザイナーの言、まさしく除去、マナ加速、回復、エンドカードを持ってこれます
本家は更に機能性ランド(ボジューカ、黄塵地帯)を取っていますが、マナ基盤の都合で削ってます
2 《Candelabra of Tawnos》
うっかり3キルできる可能性はこのカードのみの機能、Ithの使い回しもできたり値段分の仕事します(高騰しすぎて値段分はいいすぎかもしれない)
4 《厳かなモノリス/Grim Monolith》
土地だけに頼ると責められた時に間に合わなくなるので軸の違うマナ加速として採用、2Tワムコパターンや2枚絡んで1T磁石というドブンが作れます
4 《真髄の針/Pithing Needle》
不毛環境のレガシーで無色ポストを使う為のマストアイテム、割られるのが辛いなら最初から阻止しよう計画、緑が入ると「相手の不毛を無駄遣いさせればいいじゃない」と輪作に変わる部分
初期構築に存在したチャリスという防御を捨て、代わりに針と地図を得たことでこのデッキが構築されたと言えます
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
1 《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
4 《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
1 《隔離するタイタン/Sundering Titan》
3 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
採用している生物は
エンドカードのエムラクール
マスカンかつ手札補充で後のプランが建てられるコジレック
デュアランで甘えた相手だけでなく基本土地も必滅するタイタン
ソープロ無い中速相手に出たら勝ちのワムコ
これに調整の結果サイド枠から磁石のゴーレムをメインに採用
現環境「軽量呪文を連打してDigを打つ」「ヤンパイ他のとにかく手数を稼ぐデッキ」のテンポを阻害できる事の強みと打点の高さは流石
1 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
1 《精神隷属器/Mindslaver》
エムラとは軸の違うエンドカード2種、ウギンはリセットも兼ねています
3 《全ては塵/All Is Dust》
コントロールの基本、リセットカード、仕切り直しっぷりが凄い、でも時折無駄牌
2 《ニンの杖/Staff of Nin》
1 《交易所/Trading Post》
ドロソ兼除去の杖と、このデッキのPW(C)デッキデザイナーの交易所、まさにPW級の仕事します
ここから今回のサイドボード
4 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
ボジューカ不採用の為、サーチとドローが無いので一番強い墓地対を4投してます
ドレッジは正直切ってます、リアニとエルフメタ
2 《トリスケリオン/Triskelion》
2 《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
対生物戦用サイド、アーボーグ増量の恩恵でUR系メタなのと横に並ぶデッキ対策
4 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
1 《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》
主に手札系コンボ対策、背骨は対SNT系専用サイド、三なる宝球不採用の理由はツヨワイから
自分が墳墓・モノリス・三宝の3枚コンボに初動を頼る気になれないという好みの問題かな?
2 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
フリーの枠、選択肢としてはカースドトーテムでも可能
差は一応LED止められる差ぐらいかな、生物だから一応殴れるor止められる点も?
インアウトの話
・テンポ系(赤)
重いカード減らす、赤い相手だと墳墓1枚減らす(2枚引くと死ぬから)
生物対策入れる
プラン的には命大事に、ライフ優先
・テンポ系(黒)
あんま入れ替えない、トリスケとゴーレムちょいかえるぐらい
プラン的にはマナ安定させてワムコ叩きつけるだけ、伸びたら勝てる
・ミラクル
基本あんまりいじらない、ハゲいるかどうかで疫病考えるぐらい
・SnT系(手札系コンボも)
オムニなら針4とDiamond Valley抜いて宝球と背骨
SnTならウギン、塵、杖、交易所、機能性土地どれか辺り枚数調整して宝球と背骨と破棄者
Mixは推測して調整
・エルフ
14枚や
1 《Diamond Valley》基本不要な機能性土地
1 《Karakas》基本不要な機能性土地
2or4 《真髄の針/Pithing Needle》刺す場所が致命傷にならないから抜くか減らす
1 《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》そういうゲームになりにくい
1 《隔離するタイタン/Sundering Titan》悩む、今回は抜いた
3 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》通らないから抜く
1-2 《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》妨害だけどやや重たいのと地上ブロッカー専用なので後手減らす
1 《全ては塵/All Is Dust》
1 《交易所/Trading Post》
4 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2 《トリスケリオン/Triskelion》
2 《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
4 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
2 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
プラン的には並べられたら負けとして並ばせない方向、その為のサイド群
・土地単
入れ替える振りだけしてた。
僕も同意見なので真面目に解説を書いてみようと思う次第
使ったデッキは12Post(無色コントロール型)
リストはこちら→ http://www.hareruyamtg.com/jp/k/kD083032/
このデッキはCloudpostを使ったランプ系の低速コントロールに位置づけられます
基本路線は大量にマナを生み出してマスカンカードを連打、これに尽きます
生き延びていたら多分勝てる
デッキのポジションとしてはミラクルに有利、オムニは相手のハンドとの噛み合い次第、テンポは赤入り厳しく黒系はワムコ次第、ポテンシャルは高いが特定のカードに弱く、流行して意識されると弱くなるのはドレッジに近い
個々のパーツを解説
マナ基盤
4 《雲上の座/Cloudpost》
4 《微光地/Glimmerpost》
4 《ヴェズーヴァ/Vesuva》
1 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
ポストといえば外せない12枚、舞台は小技が多いので2枚積みたいのです全体の枚数から1枚に
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
手札系コンボへの耐性を付ける為の2マナ土地、どうしても速度が必要なマッチがあるための4枚です
1 《Diamond Valley》
1 《ウギンの目/Eye of Ugin》
1 《Karakas》
3 《Maze of Ith》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
似非土地枠、実質呪文扱いの機能性土地です、除去カウントで1枚引きたいIthは3枚にしてあります
4枚欲しいのですがこちらも枠の関係で3枚
3 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》
オリジナル感出してる調整箇所だと思います
1.負けパターンの多くはマナ詰まりであり、ポストを不毛で抑え込まれても何とかしたい
2.テンポ系相手にするとIthやTabernacleを優先する為、捌いてる間にマナが伸ばせない
3.墳墓が痛い、でも減らすとコンボ相手に死ぬ
この辺りの矛盾を回避できるピースとしてアーボーグを増量しつつ貴重品室を採用してみました。
結果的にはデッキバレしてなかった間は意図した通りの動きをしてくれてます(今後どうなるかは不明)
4 《探検の地図/Expedition Map》
「このデッキのデモチュー」とはデッキデザイナーの言、まさしく除去、マナ加速、回復、エンドカードを持ってこれます
本家は更に機能性ランド(ボジューカ、黄塵地帯)を取っていますが、マナ基盤の都合で削ってます
2 《Candelabra of Tawnos》
うっかり3キルできる可能性はこのカードのみの機能、Ithの使い回しもできたり値段分の仕事します(高騰しすぎて値段分はいいすぎかもしれない)
4 《厳かなモノリス/Grim Monolith》
土地だけに頼ると責められた時に間に合わなくなるので軸の違うマナ加速として採用、2Tワムコパターンや2枚絡んで1T磁石というドブンが作れます
4 《真髄の針/Pithing Needle》
不毛環境のレガシーで無色ポストを使う為のマストアイテム、割られるのが辛いなら最初から阻止しよう計画、緑が入ると「相手の不毛を無駄遣いさせればいいじゃない」と輪作に変わる部分
初期構築に存在したチャリスという防御を捨て、代わりに針と地図を得たことでこのデッキが構築されたと言えます
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
1 《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
4 《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
1 《隔離するタイタン/Sundering Titan》
3 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
採用している生物は
エンドカードのエムラクール
マスカンかつ手札補充で後のプランが建てられるコジレック
デュアランで甘えた相手だけでなく基本土地も必滅するタイタン
ソープロ無い中速相手に出たら勝ちのワムコ
これに調整の結果サイド枠から磁石のゴーレムをメインに採用
現環境「軽量呪文を連打してDigを打つ」「ヤンパイ他のとにかく手数を稼ぐデッキ」のテンポを阻害できる事の強みと打点の高さは流石
1 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
1 《精神隷属器/Mindslaver》
エムラとは軸の違うエンドカード2種、ウギンはリセットも兼ねています
3 《全ては塵/All Is Dust》
コントロールの基本、リセットカード、仕切り直しっぷりが凄い、でも時折無駄牌
2 《ニンの杖/Staff of Nin》
1 《交易所/Trading Post》
ドロソ兼除去の杖と、このデッキのPW(C)デッキデザイナーの交易所、まさにPW級の仕事します
ここから今回のサイドボード
4 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
ボジューカ不採用の為、サーチとドローが無いので一番強い墓地対を4投してます
ドレッジは正直切ってます、リアニとエルフメタ
2 《トリスケリオン/Triskelion》
2 《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
対生物戦用サイド、アーボーグ増量の恩恵でUR系メタなのと横に並ぶデッキ対策
4 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
1 《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》
主に手札系コンボ対策、背骨は対SNT系専用サイド、三なる宝球不採用の理由はツヨワイから
自分が墳墓・モノリス・三宝の3枚コンボに初動を頼る気になれないという好みの問題かな?
2 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
フリーの枠、選択肢としてはカースドトーテムでも可能
差は一応LED止められる差ぐらいかな、生物だから一応殴れるor止められる点も?
インアウトの話
・テンポ系(赤)
重いカード減らす、赤い相手だと墳墓1枚減らす(2枚引くと死ぬから)
生物対策入れる
プラン的には命大事に、ライフ優先
・テンポ系(黒)
あんま入れ替えない、トリスケとゴーレムちょいかえるぐらい
プラン的にはマナ安定させてワムコ叩きつけるだけ、伸びたら勝てる
・ミラクル
基本あんまりいじらない、ハゲいるかどうかで疫病考えるぐらい
・SnT系(手札系コンボも)
オムニなら針4とDiamond Valley抜いて宝球と背骨
SnTならウギン、塵、杖、交易所、機能性土地どれか辺り枚数調整して宝球と背骨と破棄者
Mixは推測して調整
・エルフ
14枚や
1 《Diamond Valley》基本不要な機能性土地
1 《Karakas》基本不要な機能性土地
2or4 《真髄の針/Pithing Needle》刺す場所が致命傷にならないから抜くか減らす
1 《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》そういうゲームになりにくい
1 《隔離するタイタン/Sundering Titan》悩む、今回は抜いた
3 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》通らないから抜く
1-2 《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》妨害だけどやや重たいのと地上ブロッカー専用なので後手減らす
1 《全ては塵/All Is Dust》
1 《交易所/Trading Post》
4 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2 《トリスケリオン/Triskelion》
2 《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
4 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
2 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
プラン的には並べられたら負けとして並ばせない方向、その為のサイド群
・土地単
入れ替える振りだけしてた。
コメント
個人的に解説記事を読むのが好きだというのもありますが、勝者の知識が共有化されるのは良いことだと思っています。言われてみれば、「勝者はドヤ顔で解説してほしい」って書いたことがあるような気も。
解説ありがとうございます。
さんきゅー
>monqさん
参考になれば幸い
>rainさん
ありがとうございます、僕も読むの好きなんで、文章下手でもそれなりに共有してもらえればなと、というかその為のAMCデッキリストでもあったわけでw